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ギター趣味人

1000-01-011-1. 初めてのクラスタ、フリーコンサート

2003年の9月の第3日曜日

自分は初めてクラスタギターを持って

ヤマハサイレントギターナイロン弦)

向かっていた。


クラスタというのは、東京国分寺にあるライブハウスだ。

ライブハウスといっても20人も入れば満席の小さなお店で、

2002年7月にオープンしたのだが、

月に1回、アマチュアギタリスト15人を集めた

演奏発表会を開いている。

フリーコンサート」という名前がついているのだが、

この演奏会に初エントリーしたのだ。


1-1-1.初クラスタ

実は、1ヶ月前の8月の第3日曜日にも、

自分はギターを持たずに

「まずは、どんなことやっているのか、みてみたい」

と思い、このクラスタに演奏を聴きにきた。

第3日曜日フリーコンサートデーなのだ。


カウンターの一番はじっこ、入り口の近くの席に座り、

「こんばんは」

と一言。

すると、初対面のマスター、開口一番

今日は弾かないんですか?」

といきなりお声を掛けていただいた。


自分 

「えっ、いや、今日は観にきただけなので…・(初対面なのにそんな・・・)」


マスター

ギター弾かれるんでしょ?」


自分  

「え、ええ・・まあ…でも…」


マスター

「じゃあぜひ!」


などというやり取りがあったのだが、

心の準備もなにもあったものでなく、

とりあえず

今日は聴くだけに来ましたので…」

と固辞してしまった・・・・。



内心では、

もし弾いたら、どういう演奏ができるのだろう・・・

と自分自身に興味がわいてきたのも自覚していた。


でも、まだ、どんな演奏がなされるのかも聴いてないし・・・

みんながプロみないなレベルだったら、どうしよう・・・

なんてことも頭にあったし・・・・。  


さて、まず聴くのみだったわけだが、

まずもっての感想として

みんなほんとに楽しそう!」  


もちろん、みんなアマチュア

(---このころは、最後に1人、プロ、

 または、セミプロの方の演奏があった。

 2003年11月以降なくなった。

 ちなみに最後の招待プロ演奏者は、

 「あふれるブラジルテイスト」の寺前さんだった。---)

なのだが、みんな一生懸命練習してきているのが

よくわかった。

そして、すごく上手な方もいたが、

自分と同じくらい(に思える)

レベルの方もいた。・・・・やれそう。


内容は、クラシックあり、ラグタイムあり、

オープンチューニングあり、ボサノバあり、

よくぞこんなに濃くて、かつ、

バラエティにとんだ面子なんだろう、

と笑ってしまった。


そして、演奏終わった後の、演奏談義。

お客さんは20人くらいだったが、ほとんど

「自分も演奏している」方であり、

まあ、いってみれば、素の自分を演奏で披露しあったばかり

なので、自分の趣味に合う人も自然とわかるし、

これがまた、楽しそうだった。

自分も演奏していたら、もっと楽しい会話ができるだろう。

決めた!  来月は出よう!


帰ってからすぐにマスターに来月の予約をメールしたのだった。





1-1-2.クラスタでの初演奏

そしてその1ヶ月後の9月。

8月のときは相当暑かったのだが、9月も暑かった。

そして、気分はとても重かった。

緊張してしまったのだ。(若い。ということにしよう・・・)


家では一生懸命練習してきたのだが、所詮素人

自信を持てるほどのうまさなどない。

そんなことを思うと、どうしても緊張してしまう。


おそらく第三者の友達がいたら、

「誰も、おまえの演奏なんか、そんなに気にしないって!」

と言われているだろう。

「わかってるよ、わかっているんだけどね・・・」

わかっているけど、緊張してしまう…・

なんか、宿題を忘れたまま、学校に朝登校するような、気の重さなのだ。

(ちなみにもう相当数参加しているが、いまだに緊張する。

 でも、さすがにちょっとは慣れた気がする。)


そんな気持ちを経て、1回目の演奏は始まった。


結果は、一言で言うと

「自分一人で演奏してるのと、人前で弾くのは大違い!」

ぼろぼろだった・・・・・

こう弾きたいのだということの半分もできない。

かつ、そういったことが顔にでてしまうのをどうにも抑えられない。

「人前で弾くとはこうも難しいのか…・」  

前回聴きに来たとき、演奏が終わった後、

みなさんとお話させていただいた。

そのときどなたかが、

クラスタステージには、魔物がいるんですよ!」

なんてことをいっていたが、

その魔物に頭からかみつかれてしまったようだ。

(自分なんかに噛み付いても、まずかろうに・・・)


でも、一方、オリジナル曲を弾いたのだが、

「面白かったですよ」

とのお言葉も頂いた。  

自分自身でいうのもなんだが、

自分はとても単純なので、その一言で救われてしまう。

(あれほどぼろぼろでへこんでいたのに・・・)

あとでじっくり思い返してみると、

本当のところは、実はみんな同じ経験をしているから、心のなかで、

「・・ふふふ・・・おれと同じだな・・・」

などと思ってくださったに違いない。    


クラスタでのフリーコンサート、はまりそう!!」

と思ったが、その予想どおり、

現在に至るまで、はまりっぱなしである。