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ギター趣味人

1000-03-013-1 演奏スタイル

「好きな音楽は・・・自分のスタイルは・・・・」

と、聞かれたら・・・・今の自分の答えは

「いろいろです。それと、いまだに探してます。」

と答えてしまう。

不誠実にそう答えているわけではない。


本当にいろいろな種類の音楽がそれぞれ楽しく、美しいと思えているのだ。

 

クラスタでのフリーコンサート

これは15人のアマチュアギタリスト

発表会みたいな場であるが、毎回参加するたびに、

演奏スタイルというのは、本当にいろいろあるなと思う。

 

同じギターという楽器なのだが、これほど違うものか!

と驚くほど、いろいろなスタイルがある。

かつ、同じスタイルでも、人が違えば違ってくる。

たとえば、ある日のクラスタでは

フラメンコの方が3人いたのだが、その3人もやはり相当違う。


当たり前の感想だが、演奏イコールまさにその人の趣向・性格なのだ。 

そんなことをわかった上で、

「で、じゃあ自分は?」

ということを考えてみると、なんと節操のないことか・・・

というのが今の状況だ。


発表する場があるのなら、毎回できるだけ違う曲をやっていきたい」

という漠然とした欲求に加え、ボーカル曲の編曲が好き、

映画音楽アレンジオリジナル曲、有名ギタリストコピー

果ては演歌といった趣向の雑食性が加わり、本当に雑多。

 

正直、クラスタで自分の演奏聴いた人は、

毎回まったく違う印象を持たれるだろう・・・・ 


ある回、おごそかにバッハを弾いたものが、

次の回(注>1ヶ月に1回フリーコンサートは開かれる)

アドリブバリバリブルースをやって、

更に次の回、古賀メロディーを弾いているといった状況・・・・。


クラスタで心ある友人はアドバイスとして、

「もう少し曲絞ったら」

といってくれる。

このアドバイスは裏返すと、

「もっと上手に弾けるよ(今回はいまいちだったけどね)」

ということで、反省しきりなのだ・・・。


一つ言い訳すると、自分のポリシーとして、

「曲に飽きた演奏をしたくない」

ということがある。そして自分は大変飽きやすい性格なのだ。だから、

節操ないけど、とりあえず、いまはこれでいい」

と納得してしまっている。

 

一方、この納得と正反対の欲求なのだが、

「自分のスタイルがほしい」

との考えも、当然ながらある。 

これはミュージシャンというか、芸術家にとっての、

みんなが持っているものだろう。

たとえそれがアマチュア趣味レベルであるにしろ・・・・・


昔々。フィンガーピッキング大御所中川イサト

の話をなにかで読んだことがある。

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ステファングロスマン

米国のフィンガーピッカーの大御所

たしかいっしょにジョンレンボーンもいたとかかれていた気がする。

・・・正確に覚えてない。)

の前で、「オレンジ」というラグスタイルの曲を弾いたが、

まったく興味を示してもらえなかった。


その後、「きつねの嫁入り」という自分にとって、

自分の国の雰囲気、つまり和風テイストをもっていると

感じている曲を弾いたら、真剣にきいてくれた。

それから、自分の中にある日本人としてのテイスト

を出していくことを追い求めている・・・

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といったような話だった。 

すごくよくわかる。

だから、時々自問する。

「自分はなにを求めているの?」 

いまのところ、その答えを考えることも楽しいから、

「いろいろなんですよ。・・・・」

という答えになってしまう。 

ひょっとして、ずっとこのままかもしれないし、

あるとき、ある種の音楽に、自分はこれが一番好き

としてはまり込むかもしれない。

いずれにしろ、計算で出来るようなものではないと思っている。


どうであれ、自分のスタイルを追うことは、

いつも意識してしまうものだし

意識していきたいと思う。