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ギター趣味人

1000-03-023-2 先生は必要?

前項では、演奏スタイルというものについて

思っていることを書いたが、

そのスタイル形成に大きな影響があるのが

先生という存在」と思う。

特にクラシックギターの場合は先生

存在は大変重要だと思う。


「だと思う」

と書いたのは、実は自分は、ギターについては、

先生について習ったことがない。

(厳密には、ホンのわずか、数回記憶あり・・・)

でも、先生については、重要だと思っているので、

そのことについて綴ろう。



■何事にも先達はあらまほしきものなり・・・・ 

と、徒然草吉田兼好がいったように、

結論からいうと、もちろん先生はいたほうがいいと思っている。

 

自分にとってのギターソロは、

中学生のころに中川イサトさんの「1310」

というアルバムに感銘をうけて始めた。

このころはギターの師を熱望した。

レッスンを受けたかった。

アドバイスがほしかった。 

しかし・・・・・・・

 ・ 野球部やっていたので、それほどギターに時間がとれない。

 ・ ほとんど、スチール弦でギターソロをやっている人など皆無。

といった状況で、実現できないことが明白だった。


従い、ひたすら試行錯誤だった。

何回も「もうギターやめた!」ということがあった。


でも、そういうとき、

いい先生がいたらとしたら

きっと、もっと早く今みたいなギター

楽しい時を迎えられていたのではなかろうか・・・。

今思い返すと、そう思う。


(・・・・と同時に全く逆で、

 残念ながら相性の悪い先生

 習ってしまい、やめていたという可能性も

 無くは無いが・・・)



■ 先生効用 

最初に書いたように、自分の意見としては

時間とお金が許せば、先生に習うべきと思う。

当たり前の内容かもしれないが、その理由を挙げてみよう。


(1)技術が得られる 

基礎的な技術を教えていただけることはもちろん、

技術的に迷ったとき、どんどん聞く事、教わることが

できる。

従い解決までの時間が早い。

なんといっても技術的な疑問の解決は、

目の前でみせてもらうのが手っ取り早い。

また

「なにかが悪いのだが、それがなんであるのかわからない」

といったような状況についても、第三者、

すなわち先生にみてもらうほうが、解決する確率が高い。


ところで、独学をすばらしいこととして扱う方がいる。

特に芸術関係で少なくない。

しかし、このことに自分はあまり賛成しない。


独学を尊ぶ気持ちはわかる。

芸術関係では、「オリジナリティ」こそがほしいものだから。


しかし、

「厳密には、独学などない」

と言い切っていいだろう。


そもそも、芸術とは人の表現を人が感じるものであり、

「共感」といった一面をもっている以上、

誰かからの影響が一切ないなどという芸術はない。

それに、まったくなにも元がなく、

何かを作り出せるなんてこともあるはず無い。

以上から、独学は、

「仕方なくそうなって・・・」

というものと考えていて、特にすばらしいものという考えは

自分にはない。



それに、技術的な個性というのは、

いろんなものを吸収しつくして、(つまり他人から習って)

それが、自分の中で熟成されて、

自然にでてきてしまうもの」

というのが、本物と思う。


だから、可能なのであれば、どんどん先生を持って、

どんどん吸収してしまうのがいい。


特にプロを目指している方などは、

いいものは片っ端から教わりまくって、

吸収しまくればいいのだ。


(2) ギターの面白さがわかる 

当たり前だが先生ギターの面白さを知っている。

なにしろ職業にしているのだ。

そしてそれは、それを仕事としている人、

すなわちプロとしての厳しさを知った上でのものだ。

ギターは、自分の実感としてもあるのだが、

技術的に悩むときもあるが、あわせて精神的に悩むこともある。

そういったとき、話せる人を持てるといいなと思う。

先生はそういう相談相手となってくれるだろう。

というか、先生を持つのであればそういう先生を持つべきだろう。



■でも・・・自分は今は師をもたず 

以上書いたように、先生を持ったほうがいいというのが

自分の意見であるが、今自分は、先生・レッスンは受けていない。

とりあえず、なくても十分楽しい

 

もちろんうまくなるという目的のみをハイライトすれば、

習いに行くのは有効であることは間違いない。

特に独学、我流の自分であるから、

習うとそれなりにいろいろ直していただけるところが

あると思う。

でも、以下の3つの理由で、

今はとりあえず習わなくていいかと思っている。 


まず、1つ目の理由。

・独学で学びやすい環境になった 

今は、自分が学生だった70年代から90年代に比べ、

本当に山ほどギター教則本がでている。

TAB譜もすごい量出回っている。

しかもCD付きだったりする。

だから、昔の自分が経験した程度の試行錯誤は、

今であれば、相当小さい負荷で済む。 



2つ目の理由。

・ 一回習いだしたら休みたくない。 

自分は、習い事に対し、休むこと、および、やめることに

大きな抵抗を感じてしまう性格なので、

習い始めるとそれが重荷になる。


自分は普通サラリーマンであるが、

ご多分に漏れず結構忙しい。

そういった自分の仕事の状況を考えると、

レッスン休まなくてはならないことが

少なくないと予想される。


それは心情として自分にはとてもつらい。


レッスンを休みがちになると、先生に悪いし、

そんなやり方では実のあるレッスンにならないだろう。 

お金を払ってやるということであれば、

仕事との割り切り次第なのだが、

それよりも、仕事習い事のいずれかに

休みを取らざるを得なくなってしまったときの、

精神的な重さがよくない。

休まないように努力すると思うが、

それが精神プレッシャーになるだろう。

そうなると本末転倒だ。 


将来、もし自分の仕事が時間的に余裕のある状況となり、

更に金銭的にも余裕がある状況があれば、

いくつからでも習うのは楽しいことだろうから、

チャレンジしてみたいとは思っている。

まあ、

仕事が落ち着くくらいの年齢で、子供

手がかからなくなるのでは・・・

などとも思えるし。 



3つ目の理由。

・人前で定期的に弾き、また自分と同じようにアマチュアで、

  人前で弾くことにチャレンジしている人の演奏を聴く機会を得られているから 

人前で弾き、またアマチュアの他人の演奏を聴く機会が

得られるようになったということは、

ある意味ものすごくいい先生についているのに匹敵する。

自分の場合には、具体的には、現状クラスタ

フリーコンサートにでることで実現できているのだが、

本当に勉強になる。

マンネリかな、なんて思っていても、人前で演奏し、人の演奏を聴くと、

本当にいろいろなことに気づく。

それを目標としてやっていくことで、新鮮かつ、

自分に無いものを追っていけているので、

それが今の自分にとっての先生みたいなものだ。

 


自分が昔々経験した試行錯誤は、今人前で弾くこと、

ほかの方の演奏を聴くことに対して、

よい肥やしになっている。

他の方の演奏を聴くことで、

いろいろ技術的に参考にさせてもらったりができている。

いまのところ独学ででもやること、

やりたいことがたくさんみつけることができて、

それを自分でいろいろ工夫していくことができる。

そしてそれが楽しい。 


先生に習えば早く、簡単に解決するだろう。

でも、趣味なのだから、自分で悩んだり、

工夫していく事自体、つまりその過程自体も

楽しんでいい。


ゆっくり自分で自分を楽しめばいいと思うのだ。 


以上先生についての自分の考えを綴った。

いい先生にならっている方が綴るべき内容なのだろうが

とりあえず、そうでない自分ではあるが正直ベース

思っていることを書いた。

将来、もし先生に習えることがあったら、

この項の続きを綴ってみたい。