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ギター趣味人

1000-04-054-5  その他、カポ、バック、メンテ道具等

ギター、弦、ピック以外の道具についても簡単に綴ってみよう。


 ■演奏便利グッズ  カポ  ストラップ  足台  エフェクター

 ■メンテ便利グッズ 弦巻き  弦切りニッパ  つめとぎ  ポリッシュ、指板スプレー

 ■その他ギターを飾ることについて


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■演奏便利グッズ

□カポ 

歌の伴奏には必需品だろう。

♭系のキーでの演奏の場合、

カポがないと開放弦を活かしたバッキング

というのは不可能だ。


逆に合奏の必要性がないのであれば、

そういったキーを選ばなければいいのだから、

そのためにカポを使う必要は無くなる。

これがカポの最もスタンダードな使い方と思う。


もっと積極的に演奏技術(というか音色のため)

の一道具つとして使うこともある。


カポを5フレット以上につけると、

音域があがり、とてもブライトな音となる。

この音色は軽やかなラグタイムなんかに

とてもマッチする。

 

また、2フレット等に使用するのは、

ひとつはゼロフレットの音と通常の押弦の音の

違いを少なくする効果がある。

1フレットでなく2フレットにするのは、

奇数にカポをつけると

ポジションマークが勘違いしやすい

ということもあると思う。 


この音の違いは、とても微妙だが、

確実にあって、楽曲の雰囲気が

ずいぶん変わるのを実感している。

ただ、そのカポによる音色の変化は、

この開放弦のナットかフラットかということの他にも、

以下のような音色を変化させる要因があって、

それぞれの複合的な効果で音色が変化している

とだろう。

●キーの上げ下げによる感覚の違い

●フレットの違いによるイントネーションの違い


以上、

このごろ自分としては、使用頻度が下がっているが、

時々さわると、新鮮な感覚がある。



カポは実にたくさんの種類が売られている。

ちなみに自分はゴムのものが好きでない。

つけるときに弦を横方向にずらしがちで、

音程に影響がでることがあるからだ。


だからゴム製のを使ったときは、

付け替えに際、妙に力んでしまう。

だけど価格としては、一番安くて、

気軽に入手できる。

本当にたまにしか使わないのであれば、

これでも十分かと思う。


変わり者としては、まずスライダーカポ。

これは取り付けのためのネックを挟む部分が、

ローラータイプになっていて、

演奏の途中でもカポのフレット側を

浮かせるようにしながら

他のフレットにすばやく移動することが

できるものだ。

曲のヤマ場で半音とか1音ずつキーが

あがっていくなどのケースでは重宝する。


でも・・・あまりに使うと、たとえば、

「転調しても常にCのフォーム」

なんてことになりかねず、

音使いが単調になってしまう。

使い方にもセンスが必要だ。


パーシャルカポも面白い。

普通カポは6弦すべてを押さえるが、

パーシャルカポは、3本とか、一部の弦のみ押弦するもので、

例えばAのローコードを抑えた状況に取り付けたりする。

解放弦の音階のみ変化をつくり、カポを取り付けた以上の

フレットでは、通常のギター運指で演奏できる

というところがメリットだ。


プロの方では、自分は、AKI氏、ステファンベネット氏の

使い方が秀逸と思う。


その他にはこの応用版として、

指で抑えた形を作るカポとかもある。

パーシャルカポと同じ発想だろうが、

こちらは更にいろいろな形が可能だ。

 

こういったカポはある場面では大変重宝するだろうと思うが、

いまのところ、

「それを使ったためにすごいすばらしい曲になった」

というのは自分はしっていない。(自分が知らないだけ?)

ひょっとしたら、コロンブスの卵的な

使い方が見つかるかもしれない・・・と思うが・・・

要するにそれなりのセンスが必要であるのと、

チューニングを変えるという意味合いにおいては、

そんな特殊なカポを使うくらいであれば、

オープンチューニングを使ったほうがいい

との判断になるのだろう。


□ ストラップ 

ハードロックというかヘビメタなんかのギタリストは、

一時期すごくストラップを長くして、

相当低い位置、・・・ひざくらいまで

いっちゃてた人もいたような・・・にすること

流行っていたが、いまでもそんな状況なのだろうか。


ソロギタリストでは、圧倒的に座って弾く人が多いので、

ストラップを使っている人は少数派だ。

ストラップでかっこいいと思ったアコースティックギタリスト

なんといってもマイケルヘッジスだ。

学生時代、福岡郵便貯金ホールにて生でみたのだが、

下手なヘビメタより、その奏法を含めてよっぼどへビーでクール!!!!

最高にかっこよかった。

今はそのかっこよさは押尾コータロー氏とか、

叩き系のギタリストが弾き継いでいる。


ちなみに自分はブルースを弾くとき

立ってストラップを使って弾く。

ブルースにはエモーショナルな感情が不可欠。

立って弾いたほうが、気合が入るのだ。

 

ストラップの種類とは、ピンきりだが、

自分はなるべく安くて地味なのにしている。

殆ど使っていないので、美しい職人芸のストラップを使うのは、

作った人に申し訳ないという気がしてしまう。


でも、実際使っている姿においては、

ストラップというのは、結構目立つ。

もし自分がプロだったら、いや、プロでなくとも、

人前で立って演奏する機会がそれなりにあるならば、

相当気を使うと思う。


□ 足台 

クラシックギタリストご用達。

しかしいつも思うが、クラシックギター

うまい人の弾く姿は美しい。

ギターを弾く手、腕はもちろんのこと、

足台に乗っけた足も含めて、

「どこにも力が入っていない」

という姿になる。

こういった方には足台も「気品のある一品」が似合うだろう。 


そんな美しい姿を横目でみながら、

自分のような完全アマチュアのおじさんギタリストは、

とりあえず足の高さが変わってくれればいいのだと、

ずっと思っていた。

・・・のだが、姿勢をよくすることと、

毎日同じフォームで弾くためには、

「いつも使う自分足台」

は、持っている方がいいなと思うようになった。

もちろん自分の場合は、

気品があるかないかということに

対するこだわりはないのだが、

「演奏が安定する」

ということであれば、真剣に考えてしまう。

本当は、椅子の高さまで、測ってベスト

掴んでおくくらいこだわりをもつ

べきなのかもしれない。


もうひとつ、同じような目的の道具として興味があるのは、

ギターをひざ上で支える台。

ひざの上からある角度でギターを支える道具だ。

これによって、足を上げなくても

ギターヘッドを立てることができる。

クラシックギタリストでは結構頻繁にみかけるが、

スチール弦ではあまりみかけない。

プロのスチール弦のフィンガーピッカーでは、

ピーターフィンガー氏が使っていて、

これまた演奏している姿はとても美しい。 

自分もほしいのだが、購入していない。

サイレントギターには付けられそうも無いのだ・・・。


それと、この支え台は、よほど自分の体型、

演奏姿勢にあったものか、

そういう風に調整可能なものでないと

逆効果になってしまう道具とも思う。

(もちろん、その上でがっちり

 固定するタイプでないと使い物にならないと思う)

そして、調整できるとすると、

それに気をとられすぎてしまいそうな気がする。


以上を注意しつつ、機会があったら

使ってみたい。



□ エフェクター 

エフェクター

『”飛び道具”だから、普段は使わないほうがよい』

と思っていた。

しかし、サイレントギターを弾くようになって、

リバーブだけは使ったほうがよいと思うようになった。


音を短く切った後の残響音が気持ちよいのだ。


リバーブなしで練習していると、

できるだけ開放弦などを長く伸ばすように演奏するようになる。

これはこれで悪くないのだが、

短く切る表現の美しさは感じにくい。


また、残響ゼロだと、

よほど演奏が上手でないと、

かっこいい演奏にはならない。

趣味でやっているのだから、

できるだけ、気分のいい音で

楽しむべきと思う。

そのためにリバーブだけは、必要と

思っている。

 

あと、スチール弦のときは、

コーラスがほしくなる。

特に自分はBOSSのコーラスが好きだ。

BOSSのアンプの名器JC

すなわちジャズコーラスシリーズ

コーラスは名器だと思う。


エフェクターについては、ちょっとアコースティック以外にも

自分の思っていることを書いてみよう。

 

パットメセニーの音作りは、本当にすごいと思う。

おそらくこの人は病的といえるくらいのこだわりを

持っているに違いない。

ただ、パットメセニーは、使い方として、

「自分が最も気に入る音を探しまくって、それを得られれば、それをとことん使う」

というやり方だ。

デビューしてからしばらくは自分のES―175の音は、

 自分のサインみたいなものだと思っていた」

というパットメセニーの言葉は名言と思う。

パットメセニーのエフェクターの使い方は、

エフェクターを使っていながら、

とてもアコースティックに、自然に聴こえる。


一方、パットメセニーのように

一番好きな音を作りそれだけを使うという

やり方でなく、曲の中でエフェクトの種類、深さ等を変え、

それを表現として使うやり方もある。

ロックではむしろこちらのほうが、多いかもしれない。

このタイプで自分が一番すごいと思っているのは、

おそらく多くのギタリストの同意が得られるのではと思うのだが、

ジェフベックだ。

「悲しみの恋人達」で、一曲の中で、あれほど音色をいろいろ変え、

しかもそれば、あれほど曲の表現と合っているというのは、

奇跡に近いと思う。


でも、このところジェフベックはそういう

音の変化を指だけでだすようになってきている。

・・・もはや、何人も追従不能・・・


この他に、エフェクター類の使い方で、

変態的な音使いだけど、気品も感じる」

と自分が思っているのは、ビルフリゼール氏。

気品」と書いたが、「狂気」ともいえるし、「変態

ともいえる。


自分は学生時代(すなわち20年近く前)からよく聴いたのだが、

「本当にギターなのか?」

といいたくなるような不思議な音使いなのだ。

「音の揺らし方」が非常に不安定で、

また、ボリュームペダルの達人で、

まるで水彩画でうっすらバックを色付けするような、

エッジのないバッキングが特徴的だった。

音の立ち上がりがなく(つまりテープの逆回転のような音)

ふわっと立ち上がった音が、

不協和音になったり、きれいな和音になったり、

ギタリストというより、「エフェクティブなキーボーディスト

としてブッキングされていても、信じてしまいそうな気がする。

本当に不思議なセンスだ。


もっとも、このところはそれなりに普通で、

反対にまったくエフェクターを使わないときもある。

かつ、それがまた相変わらず美しい音なのだ。

近年では、ノラジョーンズのアルバムでのソロが美しい。 


話をアコースティックギターに戻すと、

このところエフェクターに特に凝っているな

と思うのは押尾コータロー氏。


押尾氏はエフェクターが本当に好きなのだろうと思う。

氏は好奇心がとても旺盛のようなので、

もちろん生音も十分研究し、その上でエフェクターにも

取り組んでいるのだろうと思う。


また、今はライブや、CD製作のための

チームを組んでいるとのことのなので、

チームにおけるサウンドディレクター

いい人がついているのだろう。



メンテ便利グッズ

□.弦巻き 

あると便利だ。弦交換は、ギターのお手入れのいろはのいだ。

スムーズに手際よくやるのは気持ちいいし、

楽器の状態を確認するいいタイミングと思う。

その際そんなに高級なのでなくていいが、

あると便利なのが弦巻きだ。


□.弦切りニッパ 

絶対持っていたほうがいいと思う。

ネックから余った弦がぶらぶらしているのは邪魔

その余った弦は、丸めておくのもいいが、

切ってしまったほうがすっきりする。

丸めておくと、不意にそれが解けることがあり、

目などをつついてしまいそうで、

自分としては気持ちいいものでないのだ。

100円ショップニッパーでも十分。


ただ、使用にあたっては、

ギターを傷つけないように十分な注意が必要。


□.つめとぎ 

これも必需品だ。

ガラス製の美しいものが高級クラシックギター屋にいくと

売っている。

ぜひとも1つ入手しておきたい。

本当のプロは紙やすりの目の粗さまでこだわって

つめを研ぐが、自分はそこまでやるのは面倒と

思ってしまっている。

でもつめをつめきりで切って、

そのままやすりをかけないというのは

音が悪くなるだけでなく、

つめを割ってしまうリスクが高まる。

 

ちなみに自分はゾウさんギターで有名な、

フェルナンデス社のギタリスト用のつめとぎを愛用中。 

そのうち、ガラス製のとてもきれいなものを

使ってみたいなと思っている。


□.ポリッシュ、指板スプレー 

中学生のころ、1本目のギターを買ったとき

一生懸命使って磨いたものだ。

でも、そのうち面倒になって一切しなくなった。

現在持っているギターも、

乾いた布で時々拭くくらいしかしていない。

購入メーカーの推奨方法があるのであれば

やってもいいのであろうが、

特に必要性を感じていない。 


■ その他ギターを飾ることについて 

ギターを飾るのはあまり好きでない。

エレキギターではちょっとやそっとで

音が大きく変わると思えないので、

コンセプチュアルな装飾なんかをするのは、

きらいではない。 


しかしアコースティックギターでは、

ギターを作る職人さんはトップ板の塗装の厚さ

までこだわって作っている。

だからトップ板へ装飾するなどというのは

もってのほかだし、他はヘッドくらいしか飾るところは無い。

でも、ヘッドというのは、実は製作家の方は

「自分のサイン」のような気持ちで作っているような

気がしているので(きっとそうだと思う)

ここにもあまり自分での装飾をしないほうが

いいと思っている。

(するのであれば製作家さんに任せるものだとも思っている)

だからあまり飾るということを考えたことは無い。

だが、「これこそ自分のギター」という思い入れがあるのであれば、

生涯を共にする道具なのだし、

思い切り凝ってやるのが楽しいだろう。

もちろん、どうせやるなら、ギター職人さんに頼むのがいいと思う。

はまったら、たのしいかもしれない。

 

自分は、装飾するかしないかは別にして、

ギター職人さんに、自分のギターをオーダーするのが夢だ。

将来もし経済的にそれが可能となることがあったら・・

・・少しは装飾も考えるかもしれない。 


以上、道具としてのギターから、いろいろ綴ったが、

このような話題でギタリスト同士語り合うのは楽しい。 

そういった機会が得られるような、社交場というか、

居酒屋というか、そんな場所がほしい。

自分にとっては、クラスタフリーコンサート

後の雑談タイムは、まさしくそんな場所になっている。 

とても楽しく、あっという間に時間がたってしまう場所だ。