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ギター趣味人

1000-05-025-2  ライブに行こう! 目利きの楽しみ 

自分の子供は今中学生だが、

小学生の頃から演劇ミュージカルが好きで、

オーディションに応募してミュージカル舞台

でたりしている。

そのミュージカルの本番を見に行ったときの話。

 

家内が、

ミュージカル子供たちを見続けて、

 自分のホームページで応援している人」

と仲良く話していたので、自分も挨拶

自分の子供にも注目してくれているとのこと。

ちょっとうれしい。

しばらく家内とのその方の話を黙って聞いていたが、

ミュージカル楽しみとして、

その方はミュージカル自体を楽しんでいることのほかに、

ミュージカルに出ている出演者、

特に、子供の出演者が今後伸びていくかどうか

といった”目利き”を楽しんでいるとのこと。

 

そういえば本で、相撲とか、宝塚歌劇とかで、

同じような楽しみ方をしている人が多いというのを

読んだことがある。

こういう”眼力を鍛えている人”

とはぜひとも話をしてみたいと思い、

早速会話に参加。


ひとしきり挨拶に続く、

たわいも無い話のあと、聞いてみた。


ミュージカルに出てる子で、どの子が伸びるかとか、

 みているだけで、わかるんですか?」



■“眼力”を持つために

Aさん:「わかりますよ」


自分:「どこでわかるんですか?」


Aさん:「演技をしていないときの目線とか、手の先の表現とか・・ですね」


自分:「そんなとこ・・・違いわかるんですか!?」


Aさん:「わかりますよ。それと体が実際より、すごく大きくみえる子がいるんですよね。」

これは、ダンスの表現ができてくるとこうなるらしい。


Aさん:「人に惹きつけられすぎて、

    ミュージカル全体がみえなくなっちゃうことも・・・たまにあります。」


これは目利きの弊害かも・・・・。 

等々。やはり凝っている人の話は面白かった。 


最後の質問。

自分:「どれくらいの頻度舞台みてるんですか?」


Aさん:「少なくとも、1ヶ月に1回以上ですね。3回くらいかな・・・

     それをもう5年くらい続けています。」 


こういう方の目は貴重だと思う。



■ クラスタフリーコンサート 

以上の話を聞いた後、自分じゃとてもできないなと思った。


演劇チケットは、大人の演劇だと

少なくとも七千円くらいはする。


子供のものでも、ちゃんとした舞台でみるには

三千五百円くらいはする。

相当な出費だ。(ゴルフ毎週いくのに比べればましか?) 


また子供が経験したおかげでわかったが、

出演する方はもっと大変だ。

実際にやるための準備は2、3ヶ月必要で、

その間せっせと練習に通う。

学校終わった後電車でだ。

かつ、主演を除いては舞台に出演したといっても

ギャラなんかなどもらえない。

もらえてもすずめの涙だ。


更に、大概は『チケットノルマ30枚』

とかあって、それを売りさばいて、

その以上売りさばいたら、

その量で少しばかりのお金が入るとか、

自分が自分の知人に売ると、

1枚当たり500円とか、そんなくらいだ。


だから、練習の為の移動費などを考えると

全くの赤字。

趣味でやっている」

といっていいだろう。 


そんなだから、観劇の料金が高くても

仕方なしと思うようになった。


ギター趣味である自分にとっては、

観劇を趣味として、

月に何度もいくということはやはり相当難しい。 


・・・と思ったのだが、ここで、

「自分の趣味ギターなのだから・・・」

と思い返した。


 自分は毎月、クラスタフリーコンサート毎月行っている。

しかも、その中では、すごくうまい人から、初心者の方まで、

いろいろな演奏を聴いている。


そう・・・自分も眼力というか、聴力といっては変だが、

「耳の眼力」みたいなものが

少しはもてているかもしれない。



■ 聴き方の変化 

クラスタでのフリーコンサート

アマチュアの方の演奏を1ヶ月に1回だが、

1年以上聞きつづけていると、

確かに聴き方は変わった。 


プロの演奏にしろアマチュアの演奏にしろ

ライブはやはりライブなのだ。

 

これだけCDが多く出回っており、

更にインターネットケータイ電話でも

簡単に音楽が入手できるようになった。

だからいまさらライブなどいかなくても・・・

という意見もあろうかと思う。 


でも、いまさら・・・という意見を持っている方に

逆にたずねてみたい。

「じゃ、なぜ観劇が継続して公演されているのだろう。

 テレビで十分ではないのだろうか?」

イエスと答える人がいると思うが、

それでも事実として、いまだに演劇は演じられつづけている。 

やはり、テレビ舞台は違うのだ。 


先日、ある新聞志村けん氏のインタビューが載っていた。

舞台テレビの100倍面白い」


やるほうがこうなのだから、

これが観る方に伝わらない訳がない。

やはりリアルタイムで観客の前に立つ、

それを観るということは違う世界なのだ。 

 

さて自分の場合の話に戻すと、

聴き方としてなにが変わったか・・・・ 


ひとつはプロの演奏はやはりすごい

ということが、シロウトをみることで

一段と明確に分かる。

相撲を本当に好きな人が、

午後3時くらいの幕下から

ずっと相撲を見つづけるのといっしょだ。

 

普通の自分とほぼ同じレベルの人の演奏を

客観的に聴いて、その後でプロの演奏を聴くと、

プロプロたる所以が納得できる。


もうひとつはアマチュアでも誠心誠意、

心をこめて演じているものは人の心を打つということがわかる。

一言で言うと「一期一会」とか、「心意気」とかになろうか。


その演奏が演奏という音だけでなく、

その人自身をみせる瞬間がある。


それを感じるようになった。 


ミュージカルで 

「伸びる子供はわかります」

といった眼力を持った人の意見

わかる気がするのだ。 


「誠心誠意の音」

ということで、次の節につづく・・・。